僕と不良と図書館で


今日は課題と卒業論文のために近所の市立図書館へと赴いた。

この図書館はあまり綺麗でも広くもないけれど、事典などの品揃えが良い為になかなかの人気ぶりでいつも座席が埋まってしまっているのだが、今日はなんとか座れた。

横目に受験生を見ながら、来年は自分自身も新しいスタートラインに立つことを思い出し、なんだか負けられない気分になっていたりもしたり。

哲学思想事典を開きながら気付けば五時間以上経過し、閉館時間が近づいている事にきづいて席を立ったけれど、その間に周囲の顔は誰一人として変わらずで。

自分よりも若い高校生くらいの子もいれば同年代くらいの子もいて、おじいちゃんもいたりして、皆それぞれ何かを黙々とこなしている。

あまりに周囲の景色が変わらないものだから時間が経過している事もあまり感じなかったけれど、確実に時間は未来に向かって動いているんだよね。

先日日記に書いたけど、今何かをしているとしても辿り着ける先なんてものは今は見えない。

でもきっとすべてに一生懸命になっていればきっと見える景色は広がるから。

低い山に登るよりも高い山に登った方がいい景色が見えるはずだから。

そのために僕は今をせいいっぱい生きるんだよ。

そんな事を考えながら図書館を後にして、図書館にてコピーした資料を整理するファイルとと書籍とCDを購入して帰宅。

帰り道、太陽が顔を隠す時間が毎日早くなってきたのを眼で見て、吹き荒ぶ風の肌寒さを感じて、視覚的にも感覚的にも秋の訪れを改めて感じた一日。

それにしてもt.A.T.uの2ndアルバム、日本先行発売盤のジャケットセンスの無さには脱帽もとい絶望、楽曲が良ければ問題はないので評価は後日まで保留するけど、それにしても『R18指定(?)限定DVD付き』とか『オール・アバウト・アス(無修正ビデオ)』はないでしょうに。